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Trados・memoQで原文を編集する方法プラスα

ソースの編集

普段仕事をしていて、よっぽどのことがない限り、原文を編集(さわる)ことはないのですが、
TradosでもmemoQでも、それぞれのツール上で原文を編集することは可能です。

翻訳の分野などによっては、原文を編集・修正する作業が必要なことも出てくるかもしれませんが、
原文は基本、翻訳者側では編集しません。

指示があった場合は別ですが、別途コメントで残すことがほとんどだと思います。

Trados 原文を編集する方法

Tradosの場合、デフォルトの設定では原文を編集することはできませんので、
以下の手順で設定を変更します。※説明画像はTrados2017です

ホームタブプロジェクトの設定を開きます。

trados2017 原文の編集

プロジェクトの設定画面から、プロジェクトを選択して「原文の編集を許可する」にチェックをいれて「OK」
これで、原文が編集できるようになりました。Tradosを再起動する必要はありません。

Trados2017 プロジェクトの設定

 

分節上で右クリックすると「原文の編集」が選択できるようになっています。

trados2017 原文の編集 編集画面

 

分節に湧く

分節が黄色の枠で囲まれていると、分節を編集できることを示しています。

 

memoQ上で原文を編集する方法

デフォルト設定のままで原文の編集が可能です。

翻訳支援ツール memoQ ソースの編集

 

編集

セグメントの色がグリーンに変わって、原文が編集できるようになります。

原文を編集したりできないようにするには、セグメントをロックします。

翻訳ロック/ロック解除をクリックすることで編集はできなくなります。
本来のロック/ロック解除の使い方とは若干違いますが、これで原文はさわることができません。
(ただし、原文のコピーや確定もできなくなります)

memoQ ロック/ロック解除

実は画期的な機能が加わっていたTrados2017

と、ここまでは、これまでのTradosやmemoQでも原文の編集が可能であることを説明してきましたが、

実はTrados2017では、それほど大きく宣伝されてはいないと思うのですが、とっても画期的な機能が加わっていました!

それは、
Trados2017 機能紹介 

です。ここにチェックマークを入れることで、Tradosに原文を表示させたときに、
例えば「FIG.」などの「ピリオド」や「コロン(:)」「セミコロン(;)」で勝手に改行されてしまっていたのですが、
この勝手に改行された部分を、結合することができるようになるのです。

Trados2017 結合後 (1)

これは、本当に画期的ですよ。いや、私藤原も、バグが出尽くさないとTrados2017にすることはできないな……
と思っていたのですが、この機能が搭載された!と知った瞬間、すぐにでも購入しよう!と思ったほど、
これまでのTradosで「勝手な改行」に苦しめられてきた翻訳者の心を大きく動かすものです。

SDLの方々、声を大にして宣伝すべきは、この点ですよ!

というか今回も、受講生からの質問をきっかけに、大島と2人で色々調べあげているうちに、
この機能が2017には備わっていることがわかったわけですが、
はっきり言って「翻訳の始め方」が簡易になった(←SDL社が「売り」にしている部分)とかどうでもいいと思うぐらい、
この機能はありがたいものです!!!!

ということで、今回も受講生の方、素晴らしいご質問をいただいてありがとうございました。
みなさん、Trados2017へのアップグレードは、ちょっと選択肢に入れた方がいいかもしれませんね。

私の心も大きく動きましたが、とりあえず、私は新しいパソコンを購入後、そちらにTrados2017を入れることにします。
今度は、このパソコンのスペックについても、記事に書いていきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

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