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【Tradosの使い方】バイリンガルファイルでも注意が必要

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こんにちは。KokoDoki Companyの藤原です。
昨秋から記事更新数が少なく同じKokoDokiスタッフの大島を泣かせている藤原ですww。

Trados2017は使いやすくなったのか?

以前から継続して記事を読んでくださっている方の中には、「藤原さん、Trados2017にバージョンアップされたんですね」と声をかけてくださる方もいらっしゃいます。

はい、私は、Trados2014からTrados2017にバージョンアップしています。

これが使いやすくなったかと問われ、「う~~んどうですかね~~」といったところですね。実際に、翻訳パッケージ(返却パッケージ)のアイコンが小さくなって、見分けがつきにくくなったいう印象しかありません。

インターフェイスが変わってはいるのですが、操作性については、あまり変化はなく、「不穏な動きをしているときには、何でもかんでも、翻訳者にわかりにくいエラーメッセージを表示するようになったなぁ」という印象はあります。

そのエラーメッセージも、Trados側で原因を究明できないので、とりあえず汎用性がありそうなエラーメッセージを表示しておこうという意図が垣間見えたりして、そんなエラーメッセージにも慣れてきました。

結局のところ、使いやすさは以前とあまり変わりがありません。「使いやすさ」というよりは、「使いにくさ」といった表現の方が適しているかもしれません(愛情を込めて、期待を込めて、ディスってます)。

それでも、Tradosを手放すことがないのは、「翻訳支援ツール=翻訳メモリではない理由」で書いたように、バイリンガルファイルの使い勝手がいいからです。

ただし、バイリンガルファイルをフル活用する場合にも注意が必要

はい、このサブタイトルどおり、結局はこれ1つですべてが解決できるわけではありません。バイリンガルファイルの付き合い方にもある程度コツがあります。

私の場合、見直し作業のときに、このバイリンガルファイルを使用するのですが、その時に、かなりバイリンガルファイルを触ります。とにかくチェックがしやすいように変形させていくんですね。

その状態で、「バイリンガルレビューからの更新」をすると、スムーズに更新できない場合があります。そのときに、大量に手を加えた後に、この更新をしようとして、できなかった場合、顔面蒼白になります。どこで、しくじったのか、すぐにわかればいいのですが、大量に手を加えているので、その箇所を見つける時間が無駄な時間になってしまいますよね(ある程度、区切りながらやっていますが)。

効率をあげるためにやった作業が結局↑のように無駄な時間が発生してしまう・・・・。これを避けるために、Tradosに負担をかけないように、それでも自分の負担も少なくなるように、バイリンガルファイルとTrados Studio本体を使ってチェック作業を進めます。

修正したバイリンガルファイルを再度読み込むよりは手間がかかるかもしれませんが、読み込めなかったら(更新できなかったら)どうしようという不安を抱える必要はなくなるので、翻訳支援ツールの扱いになれていない方、効率アップはしたいけれど、そういった不安は抱えたくないという方には、おススメの方法だと思います(オンラインセミナー開講予定)。

「訳文の作成」から更新した場合には、最悪の結果になることも

これも、個人個人の設定によって異なる可能性がありますが、「訳文の作成」で訳文のみを表示した場合、その訳文に修正を加えて再度読み込む(更新すること)もできます。できますが、ここでネックなのは、翻訳ファイルの状態が「翻訳中」であっても「レビュー中」になってしまうことがあることです。こうなってしまうと、「翻訳中」に戻すことはできないそうです。これは、数多く扱っている翻訳会社の方も、そう言っていましたので、現状では戻せないことが多いのでしょう。

ちなみに、Tradosを提供している会社(一応、伏せ名)に

「訳文の作成」から更新したら、「レビュー中」に変わってしまったが、「翻訳中」に戻すことはできませんか?

質問を投げつけて質問してみましたが、どスルーされました(若干怒り)。その時点では、きっと解決策を持っていなかったのかもしれませんね。(ほんの数ヶ月前のことです)。

なので、どんな不安要素が待ち受けているかわからない機能については、あまり実案件中には使ってみない方がいいです。「これ、なんだろう、使ってみよう」という場合には、実案件とは関係のないところでやってみてくださいね。

構成を複雑にしすぎると処理に時間がかかる場合もあります

また、Tradosでは、アドインとして色々な機能が使用できることもあります。Tradosは通常、並列(原文と訳文が横に並んでいる)で表示されているのですが、これを上下に表示する機能もあります。

が、これも、Tradosが落ちる1つの原因となることもあります。ので、私はすぐに使うのをやめました(PCの容量の関係もあるかとは思います)。

また、用語ベースや翻訳メモリを複数設定することもできるのですが、結局は数が多く設定することで、Tradosの操作が重くなることもあります。

こういった細かい点については、本講座を受講している方々は、上手くチャットワークを活用して、質問してくださいね。あまりテキストに書き込みすぎると、翻訳支援ツール初心者の方々の混乱を招く可能性が非常に高くなってしまうので、本講座のテキストには、基本的な操作のみ書いていることが多いです。

また、私も実案件を進めている中で、気がつくこともかなり多くありますので、チャットワークで質問をいただいた中で、「あ、これはお伝えしておこう」と質問以外にプラスアルファで伝えたりすることもよくあります。

KDC受講生の方は、お時間があるときに、KDCのサイトの中でこれまでの色々な記事に目を通してみてくださいね。基本的なテキストには書いていない内容のこと、最初はチンプンカンプンだったけれど、少し操作できるようになってみて、ようやくKDCの記事でKDCが伝えたかったことが理解できるようになってきた・・・ということもあるかと思います。

縁があって、こちらのサイトにたどり着いた方々も、ぜひ色々お問い合わせください。新規にメルマガ登録していただく場合にも、ご自身の現在疑問に思っている点などを記載していただくと、その点についてこちらでわかる範囲でお答えしていますので、じゃんじゃん活用してくださいね。

翻訳支援ツールは、それぞれ色々癖がありますが、1つですべてが解決するものではありません。万能なものは、現時点ではありません。私も翻訳支援ツール以外に、色々な手段を使って訳文を仕上げていきます。そんなもんだと思って、上手く翻訳支援ツールの利点と付き合っていく方法を見つけていきましょう!

KDCが呈示している手段も、何万人といる翻訳者のうちの1つの手段に過ぎません。ご自身でアレンジ方法を見つける「ヒント」をKDCで提供していると思っていただければと思います。

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