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翻訳支援ツールを使うことにためらいはありますか?

yardm&destek&baar

この週末は、日本国内大寒波に襲われています。昨日行われた京都での女子駅伝では、大雪の中選手達が走っていたようですね。走っていれば、身体も温まるだろうと、私のような素人は考えてしまいがちですが、どうやら「低体温」になってしまうこともあるようで、なかなか大変なようですね。

そんな全国的な寒さのなか、私は相変わらず、引き籠りでした。そして、翻訳支援ツールマスター講座のサポート付きコースを受講している方も引き籠もって作業を進めている方が多かったのでしょうか。こちらで対応させていただいている「チャットワーク」は大盛況でした(笑)。

翻訳支援ツール弱者でした

Fake Dictionary, Dictionary definition of the word Patent.

私は、産業翻訳から特許翻訳に移行組ですが、産業翻訳の頃からTradosは使用していました。その頃はTrados2007です。ただ、元々、こういった翻訳支援ツールは苦手なタイプ。Tradosを導入するきっかけになったのは、取引先から「使って対応してくれないか」という話があったからでした。

それまで、翻訳支援ツールはまったく使用したことがなく、あるとすれば、串刺し検索が可能な「対訳君」ぐらい(←現在でも愛用しています)。

ただ、その取引先からは「初心者でも、自分の会社はTradosのサポートに入っているし、社内に詳しい人間もいるので、不明な点があればすぐに回答しますよ!」というお言葉をいただいたので、重い腰をあげました。

が、残念ながら、この時点での自分は甘かったですね。Tradosのその当時のサポートは、それほど回答が早いものではなく、またこの取引先の会社にTradosに詳しい人間がいるというのは、どうやら登録翻訳者の1人だったようで、まてど暮らせど回答は戻ってきませんでした。

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かといって、「こんな案件、もうできません!」と突き返すことはできず、とにかくネットで調べまくって、納品しました。その後もリピートオーダーをいただいたので、問題はなかったのだと思いますが、今思い返しても、本当に身の毛のよだつ体験でした。

そして、KokoDoki Companyスタッフの大島は、こういったツール使いに抵抗がないタイプ。なので、同じ翻訳支援ツールを使っていても、実際の操作方法は違っていたりします。先日お伝えした「ショートカットキーを使用するかどうか」といった点もそうです。

でも、その「違い」があるからこそ、お互いのない面を補いあうことで、1つの教材として成立しています。

実際、昨日、受講生の方からいただいた質問は、私が操作したことのないものでした。
でも、大島に聞くと、「ああ、それやってましたよ!」と普通に答えてくれる。

私自身も自分で検証してみるのですが、やはりパートナーがそのように使っていたと聞くと、教材として提供するのに安心にもなりますよね。

だからといって、ツール使いのエキスパートばかりの集団がいいのかというと、私のようなツールが苦手なタイプの人間が、どういうところに躊躇うのかがわからなかったりします。

よく大島にも、「なるほど。(ツールが苦手な方って)そういうものなんですねー」と最初の頃言われていました。
特に「ソフトなんて壊れないから、ドンドン触ってみればいいと言われても、やっぱり元に戻せなかったらどうしようという思いがあって、色々触ってみることはできなかった」と伝えたときとか(笑)。

ツールに抵抗がない人というのは、このあたりにまったく抵抗がないので、どんどん自分で操作してみて覚えていくんですよね。

実際に、Trados2014で大型案件に対応していると、途端に動作が重くなり、フリーズする回数が増える(自分のパソコンのスペックにも依存します)ので困っていたときに、「memoQという翻訳支援ソフトがあるよ」と教えてくれたのが大島でした。

でも、その時の私には、「Tradosも使いこなせないのに、更に別の外国のツールなんて使いこなせるのか?」と不安がいっぱい。でも、そんなことも言っていられないほどTradosの動きの重さに困っていたので、その時の案件は、なんとTradosと、memoQと、この次にご紹介するmemosourceと3つのソフトを同時に立ち上げて対応しました。

なんとも、翻訳支援ツールに対する信頼のなさ(笑)。memosourceに至っては、無料で使用することができるので、Trados2014を購入する前からずっと使用していたもので、抜群の安定感、操作容易性でとても気に入っていました。

なので、この「memosource」でもメモリを蓄積していくことで、万が一の事態が生じても、冷静に対応できると思ってやっていました。

翻訳支援ツール弱者だったからこそわかること

今回の講座は、私のようなツールは苦手、どうしていいのかわからないという方を短期間で実案件に使用できるようになってもらいたいとの思いから開講しています。

私の上記のような不安な気持ちを持って、新しいツールを使用していただくのではなく、いつでも質問することのできるサポートコースを選択していただくと、ちょっとした操作で、わからない点でも聞いていただくことができます。

そういった質問をいただくと、

「そうそう、私もそうだった。これ、わからなかったんだよなー」ということもたくさんあります。大した操作ではないのですが、ちょっとしたボタンの位置がわからなかったりすることもあります。

そういう方でも、手間のかかる操作は一人でできちゃったりもします。

で、比較的簡単な操作に「あれ?どうなったの?」となったりするのですが、こういうちょっとした操作の方が、かえってネットで情報を探すのが大変だったりもするんですよね。でも、ここを解決しないと、操作上はすごく不便であることも多々あります。

そんなときに、サポートコースを受講いただいていると、上記のような簡単な操作であれば、すぐに回答することができます。

もちろん、テキストとしてお渡しする際には、検証が必要になってくるので、少々お時間をいただくこともありますが、正式なテキストとしてお渡しする前に、暫定的にその方のその質問に対する回答として、資料を作成してお渡しすることもあります。

実際に、「OJTコース 受講感想をいただきました」といった感想をいただいたり、上記の方も、早速「実案件でmemoQを使ってみます!」というお声もいただきました(受講開始2日目・笑←ただ、相当頑張ってくださったようです)。

こういった実際にいただいた質問に対して、それを補うテキストや動画を作成することで、講座の内容自体も今後充実していくと思いますので、どうぞ躊躇なさらずに、ドシドシ質問をいただければと思います(特に男性の方々・笑)。

また教材の中に間違いがあったものもあります。memoQの試用版、期限が1ヶ月とお伝えしていましたが、どうやら45日間のようです。

私たちが試用版を使用していたときには45日間だったので、いよいよ短縮されたのか・・・と思っていたら、そうやら30日間の試用期間は、「memoQのクラウドサービス」というもので、翻訳会社など、発注側が使用するツールのようでした。

このような誤りがあった部分についても、改めてテキストとして作成したものをお渡しし、更なる拡充に努めていきます。

こうしたテキストや動画の追加、変更があった際には、サポート付きであるか否かにかかわらず、いずれのコースを受講した方にも、いつでもダウンロードしていただくことができますので、ご安心ください(ただし、「Tipsコース」を選択した方には「Tips」対象の部分のみのご提供となります)。

まとめ

Composition with books and tablet computer on the table.

翻訳業界では、「翻訳支援ツール不要論」なども根強く飛び交ってはいますが、現在、私の環境下では取引先が翻訳支援ツールの導入を決めています。

この点については、翻訳会社がそのような決定をする場合もありますし、クライアントが導入を決定することもあります(実は翻訳会社にとっては、翻訳支援ツールの使用を本意としないこともあります)。

ただ、仕事請負人である翻訳者がどんなに「翻訳支援ツール」の使用を拒否したとしても、時代の流れで、使わざるを得ない環境になることも、今後増えてくると思われます。

そんな時に、本講座をご活用いただいて、翻訳支援ツールをすぐに実案件で使うことができるようになれば、翻訳支援ツールマスター講座スタッフとして、こんなに嬉しいことはありません。

今すぐ導入予定のない方も、こういった講座があると頭の片隅に入れておいていただければと思います。

memoQもTradosも試用可能な期間がありますので、この期間を利用して本講座をご活用いただき、その後、翻訳支援ツールの購入を判断していただくことも可能です。

いただいた受講感想の方も「Tradosの使い方がよくわからない状態」から1週間で実案件で使用することができ、上に書いたご質問をいただいた方については、「2日」で次の案件に使ってみようという気持ちになることができたとのことなので、

この翻訳支援ツールの試用期間内で本講座をご利用いただくと、各翻訳支援ツールの操作性を比較していただくこともできるかと思います。

本講座の色々な活用法が考えられますので、本講座にお申し込みいただく前に、「現在こういう状況ですが、どのようにしたらいいですか?」といったご相談にも個別に回答させていただきますので、遠慮なくどんどんお問い合わせいただければと思います。

もちろん無理に翻訳支援ツールの購入や、講座の教材購入を勧めたりはいたしません。

必要な方に、必要なものを使って(購入して)いただきたいので、今急いで翻訳支援ツールを購入する必要のない方、
講座を受講しなくても大丈夫だと思われる方には、別の方法もご提案しています。

どうぞお気軽にご相談くださいね。

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