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翻訳支援ツールの作業スペースが狭いと感じている方へ

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こんにちは。
KokoDoki Companyの藤原です。
翻訳支援ツールの話をしているときに、時々「作業スペースが狭いから使わない」というお話をされる方がいます。私的には、Tradosを使用する場合も、他の翻訳支援ツールを使用する場合も、常に「秀丸」を立ち上げて、その秀丸上で作業をして、翻訳支援ツールに戻すという作業をしているので、「作業スペースが狭い」と考えたことはありませんでした。

もし、「作業スペースが狭い」という理由で、翻訳支援ツールの導入を躊躇われているという方がいらっしゃるのであれば、参考にしていただければと思います。

なお、「秀丸」については翻訳者間ではメジャーなエディタだと思いますので、ここでの説明は割愛いたします。

実際の作業手順

ここでは、Trados2014を使用して説明します。が、行う手順としては、memoQを使用した場合も同じです。

Trados2014 翻訳スペース

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Trados2014 翻訳スペース 秀丸にペースト

Trados2014 秀丸にペースト

hide06Trados上では

Trados2014 秀丸とTradosの活用

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Trados2014 秀丸とTradosの活用

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Trados2014 秀丸とTradosの活用

Trados2014 秀丸とTradosの活用 セグメントにペースト

翻訳支援ツールと「秀丸」との間を行ったり来たりする必要はありますが、慣れるとそれほど苦になる動作ではありません。

ここでは、短い文章を例として挙げているので、このぐらいであればTrados上でもスムーズに作業できます。が、文章全体を確認しながら訳出することを考えると、その節全体を一旦秀丸上に移しておいて、全体を把握した上で、区切った文章を個々に訳出していく方法をお薦めします。最終的なやり方としては、それぞれ変わってくると思いますし、私もその文章によって対処方法は異なります。今回は、1例として示しているものです。

おまけ

ここまででも十分なのですが、1つXMindというソフトを紹介しますね。無料版でもある程度使用することができますが、私が使用しているのはXMind Pro(有料版)というソフトです。
XMind公式サイトからダウンロードできます。

XMindの活用法 翻訳支援ツールマスター講座

XMindの活用法 翻訳支援ツールマスター講座 秀丸との連携

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これをExcelにエクスポートすると

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私も日々翻訳の仕事をする上で、常にここまでできているわけではありませんが、理解し難い文章構造になっているときや、頭がボーッとしてきて、作業効率が落ちてきたときなどには、積極的に使用しています。ただ、ここまでしておくと、見直しの際にも確認することができるので、内容理解には非常に役立つと思われます。ご興味ある方は、ぜひXmind pro版までご活用ください。

まとめ

今回は、サイト上で手順を公開しましたので、若干端折って掲載している部分もあります。(特にXmind proについて)。今回の資料については、テキスト(PDFファイル)での配布も可能です。メルマガ登録でご覧いただける講座のサンプルページからダウンロードできますので「面白そうだな」と思われた方は、コチラからどうぞ。

今回、私がお伝えしたかった点は、たとえ、翻訳会社又はクライアントから翻訳支援ツールの使用を指定されている場合であっても、すべての作業をその翻訳支援ツール上で行う必要はないという点です。

最終的な納品形態がきちんと翻訳支援ツール上に反映されていればいいのであって、間に秀丸や他のソフトを使って仕上げようと問題にはなりません。

なので、作業スペースが狭いからといって、実際の翻訳作業には大きな影響を及ぼすことはないと考えていただければと思います。

それでは、また次回。

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