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私が翻訳者をやめた理由

Fake Dictionary, Dictionary definition of the word Patent.

ある方のツイートを見て、急に書きたくなりました。
衝動的に書くという、情報発信者にあるまじき行為をお許しください(笑)

私が翻訳者をやめた理由

少し雑な言い方になりますが、「敵わない」と思ったからです。

英語力や学歴、経歴でという意味ではなく、
「翻訳という仕事に向き合う姿勢」が、です。

翻訳、または英語が好きで仕事にしている人は、
仕事(翻訳)をしているときが一番落ち着く。といいます。

「楽しい」じゃないんです。「落ち着く」んだそうです。

そこには、いろんな意味があったのかもしれませんが、
「ヤラれた」と思いました。

私も英語は好きです。それなりにお金も時間も使ってきました。

翻訳者になるために、3、4日風呂に入らず、家族のことも放ったらかしで
自分なりに夢中で勉強しました。

でも実際に翻訳者となって、仕事を受けて、翻訳業をやっていくなかで、
違和感を感じるようになったんです。

「翻訳の仕事には向いていないんじゃないか」

旦那さんに話したら
「仕事なんだから、向いてるとか向いていないとか、そういうのは甘えだよ」と言われました。

それはわかっているんですが……

そうやってしばらく続けていきましたが、しこりだけが大きくなっていきました。

「こんな状態のまま翻訳の仕事は続けられない」と思いながらも、ズルズルとやめられず、
正直、惰性で案件を受けたときもありました。
訳文は荒れ、凡ミスが続き、次第に仕事が減っていきます。

今の自分にできることは何か

英語 国旗の地球

翻訳者として続けていくべきか、動けるうちに方向転換して別の道を選ぶか。
それなりに葛藤しました。
即断できるようなことではなかったです。

そして決定的になったのは、翻訳講座の講師の言葉でした。

「好きっていうレベルを
マネタイズのレベルに持っていくには
やっぱ自分の好きなこと、本当に好きなこと
人が見てなくても、どうしてもやってしまうこと
睡眠時間を削るってことが
全然苦もにならなくてやってしまう。
それぐらい好きなコア。
それと、やれること。

そして翻訳者をやめた今、この講座をやっています。

翻訳者の世界をもっと広げたいと思ったんです。

今は翻訳支援ツールの講座ですが、この先、もっといろんなことをやってみたいです。
翻訳者が得意なのは英語だけではないはずですから。

言葉に対する情熱、考える力、リサーチ力、そして好奇心。

余計なお世話と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
私はこういう形で翻訳と翻訳者に関わっていく道を選びました。

それが私のステージだと思ったからです。
舞台に立つ役者ではなく、それを支える照明であり、
小道具であり、音響スタッフでありたいと思っています。

実はつい最近まで「翻訳者に戻りたいな……」と思うこともあったんですが、

今日流れてきたTwitterで、

「目指す先と自分のポジション」という言葉を見て、

改めて今の自分を俯瞰したとき、私の目指す先は、翻訳者ではないと確信しました。

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